宇宙戦争

宇宙戦争 [DVD]

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今日見ました。
なかなか面白かったです。
感覚としてはホラーを期待して見た『仄暗い水の底から』。
アレもコレもタイトル通りの映画を期待してはいけないね。
いや、前半は確かにタイトル通りだったんだけどな。
後半ってか中盤から内容は圧迫感を伴うサイコ的ものへと変わっていく。
かなり素敵なサイコ感だが、コレもおまけ的なものだと思う。
思うにこの映画の語るところでは宇宙人との争いの内容はどうでも良く、重要なのはその結果とその過程における人間の行動なんだろう、多分。
で、この映画では主に描かれてるのは家族の関係。
簡潔に言うと駄目な親父と離婚した母に育てられてる息子と娘の話。
アレだ、若いとき何にも考えず子供を生んだ不良みたいな父親。
娘がピーナッツアレルギーなのも知らず、子守唄の一つも知らない。まあ、糞親父。
…ごめん、糞親父は言い過ぎ。
ともかく、この話は感動を狙わない人間ドラマが核、と言えるだろう、多分、きっと、おそらく。
2、3突込みどころがあり、その一つが致命的なものでもあるけど面白い映画です。
オチもあっさりしててネットじゃ不評みたいだが、俺は結構好き。
ああ、そんなもんなだよなぁってな感じ。
原作が結構昔のモンだと考えると良く出来てると思う。原作がね。
もし見るんなら、こんなもんだろうと考えて深く考えず、感じるのがコツ。(w
説明が省かれてるとこがそこそこあるから。(原作に完全忠実なら其処は“あえて”なんだろうけど。)
後、久し振りにバリアを見た、やっぱり破り方は中からでした。


あ、後、大阪強ェ。